こんにちは。
ランニングクラブRunfeet栄養サポート担当
アスリートフードマイスターの川村千尋です。
貧血のお話をブログで更新するにつれて、
「私も貧血✋」とおっしゃるランナーが続々現れて、その人数の多さに驚いてます😲
自覚症状のある人、健康診断で判明した人、献血で数値が足りずに断られた人(12g/dL以上必要)。
貧血の症状もその数値も様々です。
ちなみに、適正値 男性13.6~18.3g/dl 女性11.2~15.2g/dl (資料によって多少の誤差あり)です。
●微熱が出やすく直ぐに疲れる
●倦怠感かある
●皮膚や粘膜が蒼白
●動悸や息切れ
●頭痛・めまい・耳鳴り
●「なんとなく調子が悪い」
●「記録が伸びない」
●昨年と同じトレーニングが今年はこなせない
●息切れが激しい
●食欲不振
等の症状が表れますが、他の病気(例 婦人科系、消化器官、肝機能の病気の可能性)もあります。
また、自覚症状が表れにくい人もいらっしゃいますので、貧血がどうかの最終判断は医療機関での検査をオススメします。
と、いうわけで実際に
医療機関で貧血の検査を受けてみた!
👆私の検査結果です。
私が選んだ医療機関は内科です(かかりつけ医院)
かかりつけの病院に貧血の検査をしているかどうか直接問い合わせてから行った方が良いと思います。
まず、病院に貧血の検査をしたい❗と伝えると貧血の検査に必要な項目は調べてくれます。
ランナーに必要な貧血の項目は
●鉄(Fe)
●赤血球数
●血色素量
●フェリチン貯蔵鉄(フェリチンは通常の健康診断では出ません。でも、ランナーが知っておくべき項目です。)
フェリチンは病院によっては検査項目とは別のオプションとなるところもあるかもしれません。追加料金が発生する場合もあります。
食事やサプリメントで体内に入ってくる鉄分を給料と例えるなら、フェリチンは貯金の役割を果たします。
毎回、体内に入ってくるはずの給料(鉄分)が足りないとき、皆さんは貯金(フェリチン)を使いませんか?
フェリチンとは、足りなくなった鉄分を補う時に使うピンチヒッターであり鉄分の貯金なのです。
入ってくる給料(鉄分)だけでやりくりをして、貯金(フェリチン)は使わず、さらに貯金は増やしたいところですよね。フェリチンは増やすこともできます。
給料(鉄分)だけで何とかやりくりをして、貯金(フェリチン)がない状態を隠れ貧血とも言います。
貧血の結果はその日には直ぐにわかりませんでしたが、3日後に再院して直接お医者さまから結果を聞きます。
2回病院に行きましたが、費用は検査費、結果込み保険適用で¥3000以内で収まりました。
病院によっては貧血の検査は保険適用外となる可能性
もありますので、事前に問い合わせた方が良いです。
検査の結果ヘモグロビン12.5g/dl、フェリチンも適正値で貧血ではありませんでしたが、昨年自己ベストをだした絶好調の時は13.8g/dlでしたので、ただいま昨年と同じ数値まで上がるように頑張っています。(半年で1.3g/dlも下がるとは❗油断したー😅)
貧血の適正値範囲内であっても、ご自身が体の調子が良いときの数値を維持する事が大事ですので、一般的な数値にとらわれることなく自分の平均値を知ることが重要だと思います。ご自身の平均値を知るために、医療機関で検査を受けるときは、同じ時間帯、同じ病院、運動後なら2時間は空けてください。
貧血は気付きにくく、なりやすく、改善には時間がかかります。
貧血の予防、改善のためにもランナーは1年に数回の貧血の検査をオススメします。
次回のお話はいよいよ解決編。
貧血を改善するための対策をお話致します。
本日も、ご一読ありがとうございました。